自然の素材や木を生かした伝統技能の産物が、日本には数多く存在しています。そんな日本の伝統工芸品をご家庭のインテリアはもちろん、大切な人へのプレゼントに贈りたいものです。
株式会社岡田や漆器でも、多くのお客様から、贈り物選びの相談にのってほしいというお声を頂戴することがあります。そこで今回は、山中漆器や輪島塗など、日本で有名な国産漆器をいくつかご紹介いたします。贈り物選びの参考になれば幸いです。
日本には山中漆器の他、数多くの産地で作られている有名な漆器があります。ここでは、山中漆器を含めた経済省指定伝統工芸品として生産されている、国産漆器をいくつかご紹介いたします。
挽物木地の産地としても有名な石川県加賀市の山中温泉で作られています。山中漆器は、16世紀に越前から移住してきた木地職人が、ろくろで木地を作りだしたことが誕生のきっかけになったそうです。
主に木地自体に装飾を施す手法が使われており、「千筋」、「稲穂挽き」、「筋挽き」、「毛筋」、「糸目」、「荒筋」、「トビ筋」などがあります。
石川県の能登半島の輪島でつくられています。堅牢な塗りと加飾の優美さを特徴とし、日本を代表する漆器として高く評価されている。特に、輪島特産の地の粉(珪藻土の一種)を下地に塗り、塗り上げるまでに20工程以上、総手数では75~124回にも及ぶていねいな手作業で作られるため、堅地漆器の名声を博している。
木曽漆器は、主に長野県で作られている伝統工芸品です。17世紀頃に長野県の木製品を丈夫にする方法として、漆塗りが施されたことが始まりとされています。お土産としても人気の高い製品で、良質な木材が豊富に採れる産地の特性を活用して、木目を生かした品質の高い塗りが木曽漆器の特徴です。木曽春慶(きそしゅんけい)という透漆(すきうるし)を用いて作られることで有名です。
日本各地で作られている国産の漆器を紹介しました。どれも異なった発展を遂げた製品となっているため、一つとして同じものはありません。
もちろん、ここで紹介した山中漆器や輪島塗以外にも数多くの漆器が存在します。それぞれの価格や品質を比較したり、デザインの違いを見比べてみたりしながら、お気に入りの国産漆器を探してみてはいかがでしょうか。産地ごとの文化や環境の違いによって生まれた、日本ならではの高品質の漆器をぜひお楽しみください。
株式会社岡田や漆器では、国産の漆器を販売しております。品質や価格、デザインなどのご質問・ご相談がございましたら、ぜひご連絡ください。
| 会社名 | 株式会社 岡田や漆器 |
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